方言のあたたかさ | Creative Deconstruction

方言のあたたかさ

仕事が終わって、急行から各停へ乗り換えるため電車をおりた。

そしたら、罵声が・・・。

40歳ぐらいのおっさんと、30手前ぐらいのサラリーマンが、

殴ったんだから、殴りかえさせろ!って掴みあってるわけ。


でも、誰一人として止めないのね、関東じゃ。

駅員すら呼びにいかない。まじで冷たすぎ。


「オッチャンもアンチャンもそんなに服を引っ張るとやぶれるでー」

「やめときーや。損するだけやでー」

「どーしたんや。オレが聞いたるで、とりあえず落ち着こーや」


やっぱりね、喧嘩とめるときは関西弁ですよ。

本当は岐阜弁なんだけど、東京人が聞いたら(エセ)関西弁。

なんか、温かみがあるもん。喧嘩やめてくれそうだもん。


そりゃさ、危険な世の中ですから、

下手に喧嘩とめようとしたら、包丁で刺されるんじゃないか、

って思ったりするかもしれないけどさ。

だけど、普通止めるでしょ?



東京で働き始めて、もう半年たちゃったわけ。

半年も働けば、東京人って言っても過言じゃない(と思う)。

だから、きっと、普段口にしている言葉は標準語(だと思う)。


でもさ、やっぱりさ、方言っていいなぁって思ったさ。